ECサイトの作り方とは?様々な構築方法と進め方を解説

ECサイトの作り方とは?様々な構築方法と進め方を解説

まず、ECサイトを自作するためにはまずは、プログラミングについて勉強するところから始める必要があります。

世の中には、ECサイトを作るための便利ツールは様々ありますが、どれもできることが限られています。

汎用性を求めるのであれば自分でプログラミングスキルを磨く必要があるでしょう。そんな勉強する時間も取れないし、勉強嫌いな人は外部委託するのも選択肢の1つかもしれません。

それでは、ECサイトの作り方について、解説していきます。

まずECサイトは、そのサイト規模(どのぐらいの売上を立てたいか)によって作り方が変わってきます。極端な例ですが、個人で月に数万円稼ぎたいぐらいであれば、わざわざ独自のECサイトを作らなくても既存のサイト(メルカリ, ヤフオク等)に出品すれば良いでしょう。

なので、まずは規模別に作り方を紹介したいと思います。

売上(年間)開発手法汎用性コストIT知識
~300万円メルカリやヤフオク等で売買★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆
~500万円SNSでの広報★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆
~5,000万円無料ASP★★☆☆☆★☆☆☆☆★★☆☆☆
~5,000万円有料ASP★★★☆☆★★☆☆☆★★☆☆☆
1億円~5億円オープンソース★★★☆☆★★☆☆☆★★★☆☆
1億円~10億円クラウド、SaaS★★★★☆★★★☆☆★★★☆☆
5,000万円~パッケージ★★★★☆★★★★☆★★★★☆
10億円~フルスクラッチ★★★★★★★★★★★★★★★

様々な手法があることを把握したところで、それぞれの開発手法の詳細を解説します。

1-1.【売上~5千万円】ASPを活用しよう

ASPは、中でも安価に気軽にECサイトを作ることができるので人気があります。その前にASPについて…アプリケーションサービスプロバイダ(Application Service Provider)の略で、インターネットを経由してソフトウェアを提供してくれる事業者のことを指しています。例えば有名所だと、「BASE」と呼ばれるソフトウェアです。

このソフトウェアたちは、IT知識が無くても簡単に作れるようになっているのが特徴的です。また、ただ使うだけであれば基本的に費用は掛かりません。

商品の売買が成立したときに手数料として売上からマイナスされるのが基本的な形となっています。とはいえ、気軽に始められますし、何となくやってみようみたいな人や売上も5千万円程度で抑えられる場合は、ASPで十分事足りるでしょう。

1-2.【売上1億円~5億円】オープンソースを活用しよう

続いて、オープンリソースとはECサイトのプログラムコードが無料で一般的に公開されており、それをカスタマイズしてECサイトを構築していく手法です。ASPと比較して、プログラミング知識が多少なりとも必要になってきます。ただ、調べながらでも構築を進めることができるので、プログラミングに抵抗がない人であればそこまで難しい作業にはならないでしょう。売上が1億円以上見込まれる場合は、オープンソースを活用したほうが生産性高くなるケースが多いです。

一方でオープン(一般公開)ということで、悪い人の目にも止まりやすいです。悪い人は改ざんして、安易に中まで入って来れてしまいます。昨今は個人情報流出事件も実際に発生しているので、セキュリティ面では不安が残ります。

1-3.【売上5千万円~10億円】クラウドやパッケージの特徴

クラウドやパッケージは、ASPのようにソフトウェアを自分で持つ必要がないです。名前の通り、クラウドにあるサービスを使うことになります。ASPよりもやや金額は高くなりますが、カスタマイズ性も優れています。

ASPで限界を感じてきたころに、クラウド型に移行しようというステップアップでクラウド型を使うケースが多いように見受けられます。

初期段階:ASP → 中堅段階:クラウド

このようなイメージでいると良いでしょう。立ち上げする段階から売上5千万円~10億円が見込める場合は、初期からクラウドに手を出しても問題ありません。

1-4.【売上10億円~】フルスクラッチの特徴

最後にフルスクラッチですが、フルスクラッチとはゼロからシステム構築するという意味です。ゼロからECサイトをオリジナルなものを構築することになります。フルスクラッチとなると、個人で気軽にECサイトを作るのは厳しく、外部委託をするしかないでしょう。自分の思い通りにECサイトを作ることができますが、コストはそれなりに高くなります。ただ、売上10億円以上見込まれるような大きいECサイトを作りたい場合はフルスクラッチで対応してもペイできるでしょう。

外部委託でも様々な選択肢があり、コストを抑える工夫ができます。外部委託については、3章で詳細を記載しています。

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今回作ろうとしているECサイトについて、開発手法は見えてきましたでしょうか。

2章では、実際にECサイトを作るための手順を手法別に紹介します。

2-1.ASPを選択した場合

ASPは、気軽にできるという点でも人気があります。そのため、シンプルに進めることができるのが特徴です。

Step 1:ASPサービスへの登録

まずは、ASPサービスの会員登録しましょう。ここでドメインを決めることにもなるので、予めどんなドメインにするか考えておきます。お金は掛かりますがオリジナルドメインを発行することもできます。お試しでやる場合は無料でできるサブドメインで特に支障はないでしょう。

Step 2:ECサイトのデザイン(テンプレート)の選定

続いて、ECサイトのデザインを選定します。テンプレートが決まっていることが多いですので、自分好みのデザインを選択するようにしましょう。パッと見で見づらいモノは避けておくべきです。

Step 3:商品の登録

続いて、商品を登録していきます。ここで登録するだけで販売することができます。最低限「写真」「紹介文」を添えて登録していくことになります。実際に商品が売れたら、購入者に商品を発送して完了となります。

2-2.オープンソースを選択した場合

オープンリソースは、ASPよりも少し手が込んだものになります。それでも、プログラミングを扱ったことがある人であれば個人でも簡単に構築できる魅力があります。

Step 1:サーバーを構築

サーバーを構築と聞くと最初から大変そう、、と思われるかもしれませんが、こだわりがなければレンタルサーバーで問題有りません。

Step 2:オープンソースをサーバーにインストール

サーバーが準備できたら、使いたいオープンソースのソフトをダウンロードして、サーバーにインストールしましょう。ソフトによっては、ボタン1つでダウンロードからインストールまでできるソフトも有ります。

Step 3:ECサイトの基本登録を設定

ECサイトの名前やアカウント登録を進めます。この設定はASPのように気軽に設定することができるので、自分好みになるように好きに登録することができます。また、商品等の登録もStep 3で対応しましょう。

Step 4:ECサイトのデザインを作成

オープンソースでテンプレートが様々ありますが、HTML、CSSを自分で編集することができるので、ASPよりも自分好みのデザインにできるのがオープンソースの魅力です。HTML、CSSは初心者でも分かりやすいコードになるので調べながらでも触っていき、トライアンドエラーで進めても問題ないでしょう。

Step 5:ECサイトを公開

ここまで準備できたらあとはサイトを公開するだけです。サイト公開後に気を付けないといけないのは、オープンソースの場合はセキュリティ面が不安という部分です。

そのため、セキュリティ対策のソフトは常に最新版等の対策は必須となります。ECサイトはユーザー側は個人情報を登録するものなので、悪い人の対象になりやすいところも注意しましょう。

ちなみにChat GPTさんに、ECサイトのコードを聞くとちゃんと教えてくれます(精度は求めてはいけません…)。

ECサイトのコード

2-3.クラウドやパッケージを選択した場合

パッケージ開発については、イチ個人が対応するには少しお金が掛かります。企業としてはASPを導入して、物足りなくなってきた頃に次のステップとして、パッケージを導入しても良いでしょう。

Step 1:パッケージ/クラウドサービスの選定

ECサイトのパッケージは様々ありますので、それぞれの特徴を調べて今回のサイト構築にマッチするものを選ぶようにしましょう。

Step 2:ベンダー会社との調整

パッケージサービスを選定したら、そのサービスを運営している会社と調整を進めていきます。パッケージは他アプリとの連携やカスタマイズ性があるものになるので、ある程度自分の思い通りにカスタマイズすることができます。

近年のパッケージサービスはフルスクラッチをいかに安くできるか、、みたいなところまで来ています。

Step 3:ECサイトの構築

ベンダー会社との目線合わせができたところで、ECサイトの構築を進めていきます。ベンダー会社にお任せするのではなく、定期的にミーティングをして進捗確認すると良いでしょう。スケジュールに遅れがないか、自分が思っているモノに仕上がってきているか、確認しながら進めましょう。

Step 4:ECサイトの公開と支払い

無事に構築ができたら、構築したものを最終検品して問題なければECサイトを公開しましょう。公開後に外注先の支払いもお忘れなく。

Step 5:ECサイトの保守・運用

公開して終わりではなく、その後の保守・運用も大事になってきます。ECサイトでは多くの個人情報を取り扱うことになるので、セキュリティ対策は常に最新にしておきましょう。また、システム障害等でアクセスできなくなった時の対応も必要です。ECサイトを半永久的に残しておくのであれば、その後の運用予算も確保しておく必要があります。

2-4.フルスクラッチを選択した場合

フルスクラッチ開発を進めるのは企業の場合が多いのではないでしょうか。それなりに費用も掛かるので、ペイできるほどの体力も必要になってきます。

Step 1:ECサイトの企画

まずは社内でECサイトの企画をしましょう。企画の中で、以下の項目について社内で事前に決めておく必要があります。

  • ECサイトを構築する目的
  • ECサイトでの売上見込み
  • ECサイト構築に掛けられる予算、構築後の運用予算
  • ECサイトをいつまでに公開したいか
  • ECサイトのデザイン
  • ECサイトの広報方法

Step 2:委託先の選択肢

委託先の選択肢として、大きく3つのパターンに分けることができます。

自分のケースに置き換えて選択肢を検討してみてはいかがでしょうか?ちなみに弊社・ICDでは国内でも海外でも体制構築することができます。国内×海外の組み合わせももちろん対応可能です。

タイプこんな人におすすめこんな人に向かない
国内企業 ・日本人をすごく信用している  ・常駐してもらいたい  ・有事の際には責任を取ってもらいたい ・何よりもコスト削減が目的である 
フリーランス ・分野に特化したスペシャリストが欲しい  ・1名~少人数でも構わない ・有事の際の責任を取ってもらいたい  ・人の管理をする時間を捻出できない 
海外企業 (オフショア開発) ・極力コストを抑えたい(国による)  ・スキルの高いチームを早く構築したい ・品質管理、進捗管理する時間を捻出できない  ・フルリモートで対応できない 

Step 3:外注先の決定

外注先を決定します。外注するとしてもシステム開発を担っている企業はたくさんあります。最低でも3社以上と話をして相見積もりを取って、自分にマッチする会社を決定するようにしましょう。その後、当該企業と契約締結します。契約書には必ず下記は明記しておくと良いでしょう。

  • 金額
  • 納期
  • 支払日と取引通貨
  • トラブルが発生した時の補償範囲
  • 納品形態のファイル形式
  • 納品後のアフターフォローの内容
  • 納期に間に合わなかった時の責任の所在

Step 4:ECサイトの構築

契約締結後、外注先と協力してECサイトの構築を進めていきます。

外注先の企業にお任せするのではなく、定期的にミーティングをして進捗確認すると良いでしょう。スケジュールに遅れがないか、自分が思っているモノに仕上がってきているか、確認しながら進めましょう。

構築の進め方については、「システム開発の開発工程とは?10個のフェーズに分けて解説」の記事で詳細を記載していますので、ご参照ください。

Step 5:ECサイトの公開と支払い

無事に構築ができたら、構築したものを最終検品して問題なければECサイトを公開しましょう。公開後に外注先の支払いもお忘れなく。

Step 6:ECサイトの保守・運用

公開して終わりではなく、その後の保守・運用も大事になってきます。ECサイトでは多くの個人情報を取り扱うことになるので、セキュリティ対策は常に最新にしておきましょう。また、システム障害等でアクセスできなくなった時の対応も必要です。ECサイトを半永久的に残しておくのであれば、その後の運用予算も確保しておく必要があります。

保守・運用については、「システム・アプリの運用保守とは?概要と外部委託をおすすめする理由」の記事をご参照ください。

Q1. 結局のところ自分で作れるの?

はい、ASPを活用することで、プログラミング知識が無くても簡単にECサイトを立ち上げることはできます。

しかし、ASPだけでは満足できない場合は、クラウドサービスやパッケージソフトを活用しましょう。クラウドやパッケージになるとプログラミング知識が多少なりとも必要になってきます。

Q2. ECサイトの便利なサービスを教えて?

はい、以下にまとめました。

サービス名概要URL
Shopify直感的な操作でオンラインショップを簡単に立ち上げられ、デザインテンプレートや決済機能も豊富に揃っています。多言語対応やSEO機能、マーケティング機能も充実。https://www.shopify.com/jp
WooCommerceWordPress上で動作する無料のECプラグイン。オープンソースでカスタマイズ性が高く、柔軟な商品管理や在庫管理が可能です。https://ja.wordpress.org/plugins/woocommerce/
BASE日本国内向けの簡単にオンラインショップが立ち上げられるツール。テンプレートも豊富で、決済機能や配送設定も簡単に設定できます。https://thebase.com/
Magentoより大規模でカスタマイズ可能なECサイトを構築したい場合に適しています。オープンソースのECプラットフォームで、セキュリティや拡張性が優れています。https://business.adobe.com/jp/products/magento/magento-commerce.html

ECサイトの作り方について解説してきました。ECサイトを立ち上げることで自社の製品の販売やこれまで小売で展開していた商品をインターネットでも購入できるようになるという点で拡販が期待できるものです。特に昨今は、インターネットでのショッピングが当たり前になってきているので、この流れに乗らざるを得ないところもあるでしょう。

こんなお悩みは有りませんか?

  • ECサイトをなるべくコストを抑えて外部委託したい…
  • ECサイト構築の実績がある会社を探している…
  • AI駆動型のECサイトを構築したい…

そんな弊社はAIを活用したECサイトの構築ができる企業の1つであり、システム開発会社です。お客様と一緒になってお客様の課題解決をシステムの提供という形で支援しています。また、様々な体制を組むことが強みでもあり、オフショア開発、ニアショア開発、オンサイト(常駐型)開発、受託開発など…お客様の状況に合わせてご提案いたします。相談は無料!なのでお気軽にお問い合わせください。

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