オフショア開発における生成AIの活用!新しい開発形態への一歩

オフショア開発における生成AIの活用!新しい開発形態への一歩

AI技術の進化はオフショア開発にも大きなメリットをもたらします。特に、コスト削減、効率向上、新たな価値創出を可能にしています。

本記事では、生成AIを活用したオフショア開発の最新動向、成功事例、課題、そして未来展望について解説していきます。

オフショア開発について、詳しく知りたい方は、「オフショア開発とは?概要やメリット、成功のポイントを紹介」の記事をご参照ください。

生成AIがオフショア開発をよりよくする可能性を秘めていることを、1章では解説していきます。

ICDベトナムのオフィス画像

1-1.生成AIが変えるオフショア開発の現状

生成AIによって、オフショア開発をよりよくする手段が増えました。従来、コスト削減が主な目的だったオフショア開発が、AIの力を借りることで、より高度な技術力と迅速な開発スピードを兼ね備えた戦略へと進化させることができます。

AIは、要件定義の精度を高め、コード生成を自動化し、テストの効率を飛躍的に向上させるなど、開発プロセス全体を最適化する役割を果たします。これにより、企業はより少ないリソースで、高品質なソフトウェアを迅速に市場に投入することが可能になります。

他にも、AIの自然言語処理能力を活かして、複雑な要件を理解し、開発チームが共通認識を持てるように整理することができます。また、過去のプロジェクトのデータから学習し、類似のプロジェクトにおけるリスクを予測し、対策を提案することも可能です。

このように、生成AIはオフショア開発における様々な課題を解決してくれることを期待させてくれます。

1-2.オフショア開発におけるAI導入のメリット

オフショア開発にAIを導入することで得られるメリットは多岐にわたります。ここでは、いくつかのメリットを見てみましょう。

  • 開発期間の大幅な短縮
    AIによる自動コード生成やテストの自動化により、従来手作業で行っていた作業を大幅に削減できるためです。
  • コスト削減
    人的リソースを最適化し、手戻りを減らすことができるため、開発コスト全体を抑制できます。
  • 品質向上
    AIによるコードレビューやテストにより、潜在的なバグを早期に発見し、修正することができます。
  • コミュニケーションの円滑化
    AI翻訳ツールを利用することで、言語の壁を越えて、オフショアチームとの意思疎通をスムーズに行うことができます。

このように、オフショア開発における様々な課題を解決し、より効率的で高品質な開発を実現するための強力なツールとなります。

1-3.AI技術を活用したオフショア開発の事例

AI技術をオフショア開発に活用した事例を簡単に紹介します。

<CASE1>
AIを活用したIoTプラットフォームの開発をベトナムのオフショアチームと連携して行いました。AIによる要件定義の支援やコード生成の自動化により、開発期間を大幅に短縮し、コストを削減することに成功しました。さらに、AIを活用した品質管理により、システム全体の安定性が向上しました。

<CASE2>
AIを活用した顧客対応チャットボットの開発をベトナムのオフショアチームと連携して行いました。AIによる自然言語処理技術を活用することで、顧客からの問い合わせに自動で対応し、顧客満足度を向上させることに成功しました。

2章では、少しオフショア開発そのものに焦点を当ててみたいと思います。そんなオフショア開発の課題について紹介します。AIを使うことで、その課題を解決することができるのでしょうか。

2-1.オフショア開発でよくある失敗事例

オフショア開発は多くのメリットをもたらしますが、同時にいくつかの課題も抱えています。

<要件定義の曖昧さ>
要件が不明確なまま開発を進めてしまうと、手戻りが頻発し、納期遅延や品質低下につながる可能性があります。

<コミュニケーションの取りづらさ>
言語や文化の違いから、オフショアチームとの意思疎通がうまくいかず、誤解が生じることがあります。

<品質を一定にしづらい>
オフショアチームの品質管理体制が不十分な場合、バグの多いソフトウェアが納品される可能性があります。

これらの課題を放置すると、プロジェクトの失敗につながるだけでなく、企業の信頼を失う可能性があるので、注意しましょう。

2-2.課題解決のための具体的な対策

それでは、2-1で取り上げた課題に対してどのような対策があるか見てみましょう。

<要件定義を明確化>
AIを活用して要件定義を支援したり、オフショアチームと密に連携して要件を確認したりすることで、曖昧さを排除し、関係者間の認識齟齬を防ぐことができます。

<コミュニケーションツールの導入>
チャットツールやビデオ会議ツールなどの活用は当然ながら、チャットツールにおいては自動で翻訳する機能を付ければ、よりコミュニケーションがスムーズになるのではないでしょうか。さらに、AIを活用した進捗管理ツールを導入することで、開発状況を可視化し、課題を早期に発見することができます。

<アジャイル開発を採用>
アジャイル開発は、変化に柔軟に対応できる開発手法であり、オフショアチームとの連携に適しています。

<品質管理体制の強化>
オフショアチームの品質管理プロセスを評価し、必要に応じて改善を促すことで、高品質なソフトウェアを確保することができます。

2-3.コミュニケーション不足を解消するAIツール

オフショア開発で特に課題とされているのが、コミュニケーションの取り方です。その対策方法を紹介します。

まず一つ目は、AI翻訳ツールです。言語の壁を越えたスムーズなコミュニケーションを可能にします。リアルタイム翻訳機能付きのコミュニケーションツールを利用すれば、まるで同じ言語を話しているかのように、オフショアチームと意思疎通を図ることができます。

二つ目は、プロジェクト管理ツールとAIを連携させることです。進捗状況の可視化や課題の早期発見が可能になります。AIがプロジェクトの進捗状況を分析し、遅延やリスクを予測することができます。また、過去のプロジェクトのデータから学習し、類似のプロジェクトにおける課題を予測し、対策を提案してくれます。

これらのAIツールを活用することで、オフショア開発におけるコミュニケーション不足を解消し、プロジェクトを少しでも失敗を回避できるような対策を取りましょう。

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3章では、具体的にどのように進めたら良いか解説していきます。

ステップ1:明確な要件定義と翻訳工程の確立

AI駆動開発を成功させるための最初のステップは、明確な要件定義と翻訳工程の確立です。

要件定義は、オフショア開発の成否を左右する最重要工程であり、AIを活用して要件定義を支援することで、曖昧さを排除し、関係者間の認識齟齬を防ぐことが重要です。AIは自然言語処理技術を活用することで、複雑な要件を理解し、開発チームが共通認識を持てるように整理することができます。

また、要件定義を翻訳する際には、技術的な知識を持つ担当者を配置し、正確性を担保することが不可欠です。翻訳された要件は、オフショアチームが理解しやすいように、図や表などを活用して視覚的に表現することも効果的です。翻訳された要件は、オフショアチームと共有し、内容を確認してもらうことで、誤解を防ぐことができます。

これらの対策を講じることで、オフショア開発における要件定義の精度を高めることができます。

ステップ2:オフショアチームのAI対応能力の見極め

次のステップは、オフショアチームのAI対応能力を見極めることです。

オフショアチームを選定する際には、AIを活用した開発に関する知識や経験、開発実績などを十分に確認する必要があります。例えば、過去にAI関連のプロジェクトを手掛けた経験があるか、どのようなAI技術に精通しているか、などを確認することが重要です。

また、チームメンバーのスキルだけでなく、AIを活用した開発プロセスへの対応力も評価することが大切です。AIを活用した開発プロセスは、従来の開発プロセスとは異なるため、オフショアチームが新しいプロセスに柔軟に対応できるかどうかを見極める必要があります。

そのため、チームメンバーの学習意欲やコミュニケーション能力なども評価することが重要でしょう。オフショアチームとの面談やトライアル開発などを通じて、実際にAIを活用した開発能力を評価すると良いでしょう。

ステップ3:AIを活用した進捗・品質管理

AI駆動開発を成功させるための最後のステップは、AIを活用した進捗・品質管理です。AIを活用した進捗管理ツールや品質管理システムを導入することで、開発状況の可視化、課題の早期発見、品質の維持・向上を実現できます。

例えば、AIはプロジェクトの進捗状況をリアルタイムで分析し、遅延やリスクを予測することができます。 AIは過去のプロジェクトのデータから学習し、類似のプロジェクトにおける課題を予測し、対策を提案してくれます。

他にも、AIによる自動テストやコードレビューを導入することで、開発効率を大幅に向上させることができます。コードの品質を自動的に評価し、潜在的なバグを早期に発見することができます。また、テストケースを自動生成し、テストの網羅性を高めることができます。

このように、これまでのエンジニアは、主にコードを実装する役割を担っていましたが、AI駆動開発時代においては、AIを活用して課題を解決するクリエイターへと進化していくことが求められます。エンジニアは、AIの提案を理解して、最適化し、品質を保証する役割を担うことになります。

AIが生成したコードをレビューし、修正したり、AIが提案したテストケースを評価し、追加したりする作業が必要になります。また、AIを活用して新しいアルゴリズムを開発したり、AIモデルをトレーニングしたりする作業も重要になります。AI駆動開発時代においては、エンジニアはAIと協力して、より高度なソフトウェアを開発していくことが求められるようになるでしょう。

話を少しオフショア開発に戻しますが、オフショア開発は数ある国の中でもベトナムが一番人気あります。その背景を簡単に紹介します。

より詳しく知りたい方は、「オフショア開発でベトナムをおススメする理由と会社選びのポイント」の記事をご参照ください。

4-1.ベトナムがオフショア開発で選ばれる理由

オフショア開発、人気国ランキング

ベトナムは上図の通り、オフショア開発先として一番人気ある国となっています。その理由は、優秀なIT人材の豊富さにあります。ベトナムは、数学や科学教育に力を入れており、論理的思考力や問題解決能力に優れたエンジニアを多数輩出しています。

また、ベトナムの人件費は、他のオフショア開発先と比較して比較的低い水準にあります。これにより、企業は開発コストを大幅に削減することができます。

さらに、日本とベトナムは、長年にわたる良好な関係を築いており、文化的な理解も深まっています。そのため、コミュニケーションが円滑に進み、プロジェクトの成功率を高めることができます。

近年では、AI技術に精通したエンジニアも増加しており、AIを活用したオフショア開発の拠点としても注目されてきています。

4-2.ベトナムでのオフショア開発における注意点

ベトナムでのオフショア開発を成功させるためには、いくつかの注意点があります。

まず、文化や商習慣の違いを理解し、円滑なコミュニケーションを心がけることが重要です。ベトナムと日本では、ビジネスの進め方やコミュニケーションスタイルが異なる場合があります。そのため、事前にベトナムの文化や商習慣について学習し、相手の立場を尊重したコミュニケーションを心がけることが大切です。

また、契約内容や知的財産権の保護についても、事前にしっかりと確認しておく必要があります。契約書は、ベトナム語と日本語の両方で作成し、双方の合意内容を明確にすることが重要です。知的財産権の保護については、ベトナムの法律や制度について十分に理解し、適切な対策を講じる必要があります。

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5-1.必ず日本人ブリッジSEが立つ

弊社には6人(2025年2月時点)の日本人ブリッジSEが在籍しています。

日本人が必ず窓口として立ちますので、6章で取り上げたような気を付けたいポイントをご自身でわざわざマスターする必要はありません。ベトナム人のサポートも日本人ブリッジSEにお任せください。

ということで、日本人が窓口に立ってくれる弊社のことが気になってきたのではないでしょうか?!

ブリッジSEと話すのは無料です。まずは直接話してみて人物像を見てみたい等…お気軽にお問い合わせください!

 

\\ 無料で日本人ブリッジSEと話してみる //

<ブリッジSEの紹介>

弊社では、こんな人がブリッジSEとして活躍しています!

名前W.M
プロフィールベトナムにてPMに従事すること10年。 自社開発事業、また、受託開発事業と2つの開発現場の運営に関わっている。 開発現場で肝要なのは「定義」「伝え方」といった管理者責任であると考えている。 そのため、オフショア開発において「言語の壁」は「表面的には存在する」と認識している一方で、開発の成否を決めるのは「管理の仕方」である点では、「日本も諸外国も変わらない」をモットーに、プロジェクトマネジメントに携わっている。

5-2.1ヶ月以内に体制構築できる

弊社は独自の採用ノウハウを持っています。

例えば、新しいプロジェクトのスタートにあたってエンジニアを揃えないといけないとなった時に独自の採用スキームを取り入れることによって約1ヶ月求人募集をすると、平均で50~60人程度の応募が来ます。その中からスキル感やキャラクター性から当該プロジェクトにマッチするか面接や技術テストを通して評価し、お客様へご提案いたします。

さすがに当該プロジェクトに関わる人が全員が新規採用だと心配になると思いますが、そこもカバーできるように、もともと所属しているブリッジSEクラスの能力を持っているSE(ベトナム人)を必ずリーダーとして立てるようにしています。

5-3.技術年数が長いベテラン層が多い

Vietnam IT Market Report 2023によると、ほとんどの会社が技術年数3年以内が53%近く占めているところですが、弊社は技術年数5年以上のスタッフが8割を占めています。

このことからも技術力に関しては、ご安心いただければと思います。

※以下のグラフは、社員各々のスキルシートを集計してグラフ化したデータになります。

ICD技術年数の割合

5-4.日本人好みのデザインで制作する

  • 色合い

国によって好みの色合いが異なります。それはベトナムでも言えることであり、日本人からしたら「何でこの色合いにしたの?」と思うケースも良くあることです。そこをカバーするためにデザインの監修として日本人が必ずチェックするようにしています。

  • UIデザイン

WEBページの配置等でも国によって好みが異なります。それはベトナムでも言えることであり、日本人からしたら「何でここにナビゲーションがないの?」と思うケースも良くあることです。色合いと同じく、その部分も日本人が必ず監修するようにしています。

例えば…楽天等の良くあるECサイトを思い浮かべてください。

商品カテゴリーの表示は、サイドナビゲーション(左側)にあるのが一般的に思われますが、ベトナムのECサイトだとありません(昔はありましたが、最近は無くすのが流行りみたい)。日本人の感覚からしてサイドナビゲーションが無いと違和感があるかもしれません。このような細かい違いが結果的に違和感に結びついてしまいます。そこを弊社はカバーできるような体制を組んでいます。

<イメージ>

日本のよくあるECサイトの画像

日本のよくあるECサイト

ベトナムのよくあるECサイト

ベトナムのよくあるECサイト

5-5.開発環境が整っている

納品までのフローを明確化することにより、お客様にも信頼をいただいています。プロジェクトにもよりますが、以下のようなフローをベースとして組んでいます。

  • プロジェクト全体の明確化
プロジェクトのフローの画像
  • 開発サイクルの明確化

弊社は以下のような開発サイクルを採用しています。これらを明確化することにより、お客様にも信頼いただいています。また、チケットドリブンを取り入れていますので、開発の工程を細かなタスク(チケット)で進めるため、担当者ごとに細かくタスク管理をすることができます。また、誰がどのコードを編集したのか可視化することで、ブラックボックス化を防ぐことができます。また、些細なミスの早期発見にも繋がり、大きなトラブルを防ぐことができます。

開発のフローの画像

5-6.会社の実績を紹介

  • 位置情報活用アプリ

位置情報と、写真データを組み合わせたライフログアプリ。地図上に写真を配置してライフログを残せるほか、ダウンロード用コンテンツも提供しており、すると生活に役立つ様々な地図を取得できます。

初期開発から担当しており、大規模なプロジェクトもコストを抑えつつ、オフショア開発での実現も可能となっております。

開発事例の画像1
開発規模20人月
開発言語・技術Swift, Java
開発費用2,000万円
  • 不動産デベロッパーが提供する施設検索ポータルサイト

メインの賃貸物件サイトと連携するサービスサイト。目的に応じた施設情報や季節に応じた観光名所案内など、賃貸物件検索以外のニーズに対応したお役立ち情報サイトです。地域密着型のサービスの提供を目的とし、若者から高齢者まで広い階層に楽しく利用してもらうことを念頭に制作しました。

開発事例の画像2
開発規模12人月
開発言語・技術HTML, CSS, JavaScript, PHP
開発費用非公開
  • 社内管理システム

弊社の社内システムです。設計からリリースまでの開発作業をすべて自社内で完結させています。プロジェクトの工数管理や従業員情報管理などをまとめて1箇所で確認できるシステムです。

開発事例の画像3
開発規模6人月
開発言語・技術GoogleAppEngine, mySQL, next.js
開発費用350万円

AI技術は、今後ますます進化し、オフショア開発に大きな影響を与えることが予想されます。企業は、AI技術の導入を積極的に検討し、オフショアチームとの連携を強化することで、開発プロセスの効率化、コスト削減、品質向上を実現することができます。

まず自社の課題を明確にし、AI技術を活用して解決できる課題を見つけることが重要です。また、AI人材の育成にも力を入れ、AI駆動開発に対応できる組織体制を構築することが不可欠です。AIに関する研修を実施したり、AI技術に精通した人材を採用したりすることで、AI駆動開発を推進することができます。

さらに、オフショアチームとのコミュニケーションを密にし、互いの文化や商習慣を理解することも重要です。これらのアクションを通じて、企業はAIとオフショア開発の融合を成功させ、競争優位性を確立することができます。

こんなお悩みは有りませんか?

  • オフショア開発でAIを絡めた効率的な開発をしてみたい…
  • オフショア開発でコミュニケーションが上手に取れるか不安しかない…
  • とりあえず、オフショア開発の費用感を教えて欲しい…

弊社はオフショア開発、ニアショア開発、受託開発…様々な形で体制を構築できるのが強みです。また、会社を立ち上げたから25年が経ちます。長年の経験からシステム開発の手段について様々アドバイスできると思います。相談は無料 です!

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