Interview

先輩の声


エイジア開発事業本部
システムエンジニア

“海外での私たちの価値は、

「日本人であること」”

“海外での私たちの価値は、「日本人であること」”

自己紹介

2020年中途入社 エイジア開発事業本部
ICDのグループ会社 ICD Vietnamで、ブリッジシステムエンジニアをしています。
ベトナムに駐在していて、エンジニアとして手を動かすだけでなく、現地スタッフの採用・マネジメント・育成なども担当しています。

“会社の立ち上げに近いかたちで働けそうなところが、面白そうだと思った”
question4

ICDに入社されたきっかけを教えてください。

前職でもベトナムに駐在をしていたのですが、日本への帰任命令が出てしまいました。
まだまだベトナムでやりたい思いもありましたし、妻がベトナムの人なので、引き続きベトナムで働きたく転職活動をしていました。
ICDに決めたのは、ベトナムにある日系企業の中で一番若かったのが大きいですね。売上・利益を上げるということ以外にも、組織をどう創っていくかなど、会社の立ち上げに近いかたちで働けそうなところが面白そうだと思ったのが大きな理由でした。
あと印象的だったのが、面接で本社に行った際に内線を鳴らしたらすごく腰の低い男性が出てきて、名刺を頂いたら部長って書いてありまして。こんな腰の低い部長の方がいるんだ!?絶対良い会社だ!と思いました(笑)
面接で話している中でも、すごく仕事ができる人だと感じましたし、「こういう人が上司っていいな」と思ったのを覚えてます。

question4

ICDはどんな会社だと思いますか?

自由と責任があると思っています。もちろん自分が仮に何か失敗をしても上司が助けてくれますが、上司が干渉しすぎないので裁量がありますね。
ビジネスモデル的にも、会社の雰囲気的にも、自由にやりながら心地良く責任を持てていると感じています。
また、ベトナム人スタッフが社内で組合をやっていて、イベントや社内コミュニケーション円滑化の取り組みなどを主導してやっているのがすごくいいなと思いました。
そういうのって日系企業だと日本人が企画することはよくありますが、ICDではベトナム人スタッフがきっかけ作りをしていく雰囲気があるので良いですね。

“「本当にクライアントのためになるのは何なのか」にこだわって、クライアントへの介在価値をしっかり返すことが大事”
question4

現在の業務内容を教えてください。

担当しているプロジェクトが3つあり、ICDのグループ会社モバイルライフジャパンの「Map Life®」と「保健手帳®」という2つのアプリの機能開発、愛知の老舗生地メーカーの在庫管理システムの改修業務、大手ホームセンターのメディアの開発と保守をしています。
モバイルライフジャパンでは流行りのネイティブアプリの開発、愛知のクライアントではバックエンドのAPIサーバーの開発を行い、大手ホームセンターではTypeScriptのAngularを使っているので、割と最先端の言語を使わせてもらっていますね。

question4

印象的な仕事のエピソードを教えてください。

大手ホームセンターのプロジェクトは、私がジョインした当初からクライアントの不満レベルが高かったんです。
何があったのか聞いてみたらGoogleのSEO基準が変わったことで、流入してくる数が見込みに対してすごく少なかったんですね。
クライアントからもAngularじゃなくてWordpressで作ったらどうかと言われまして。Angularによる環境自体は私の前任がかなり考えしっかりと整えていたのに、Googleの匙加減ひとつでダメ判定されてしまったのが悔しくて。AngularでのSEOのやり方をとにかく調べ、見つけた方法を提案してみたところ興味を持ってくれて、2ヶ月走らせてみたところスコアが一気に上がり業界1位になれたんです。
クライアントにも満足していただき、その後メディアチームの会議など、私が直接関わっていない部分にも呼んでいただけるようになりました。

question4

クライアントからの提案にただ従うのではなく、Angularで本当にできないのか模索されたんですね。

私がジョインする直前まではWordpressで作る方針が濃厚だったみたいなんですよ。
ただクライアントの「こうのはず」と言うことを受け入れるだけではなくて、自分が違うと思ったら「NO」と言った方が良いなと思います。
「本当にクライアントのためになるのは何なのか」にこだわって、クライアントへの介在価値をしっかり返すことが大事です。

これからのオフショア開発はただ「安い」だけではだめだと思っていて、Typescriptとかpython、AWSのLambdaが使えるとか、そういう人材って日本だとなかなか確保が難しいですが、ベトナムならできるんです。
ベトナムなら優秀な人材による開発環境を短期間で作れるということが大事で、今回その第一歩をICDとして示せたのはとても良かったです。

“海外で大きな仕事をしてみたいけど1人じゃ不安という人は、まず1回会いに来てください!”
question4

今後のビジョンや目標を教えてください。

当面の目標としては、月商700万円以上の売上げを上げたいです。今は400万円くらいなので、ここから1年で達成していきたいと思っています。
それをやるために、任せられるベトナム人スタッフを育てていきたいですね。技術的な要素だけではなく、お金の話やスケジュールの立案・提案などができるメンバーを社内に育てていきたいです。

question4

ありがとうございました!最後に、こちらのインタビューを読んでる方にメッセージをお願いします!

古き良き日本人の感覚を持っている人に来て欲しいなと思っています。
日本から出たい・海外の方が自由だ、と考える人も多いと思うのですが、海外での私たちの価値は「日本人であること」なんです。
ルールを作る・守る、話を聞く、やってみせて教えるというような、日本人らしい付き合い方が好きな人に来て欲しいです。
日本で学べていることって発展途上国からしたらものすごい価値のあることなんです。
やれること・やらなきゃいけないことは盛り沢山なのでICD Vietnamの仕事は絶対に楽しいです。
新しいチャレンジをするときに1人ではできなくて、仲間がいないとダメだと思うのですが、その点でICDはすごく良い環境だと思っています。
海外で大きな仕事をしてみたいけど、1人じゃ不安だと思っている人は、まず1回ICDの面接を受けに来てください!色々お話しをしましょう!