お知らせ
東京本社を移転しました
「壁」をなくし、グループシナジーと新しい価値を生み出す場所へ。ICDが新オフィス「住友不動産東京三田サウスタワー」で描く、これからの働き方。
2025年12月15日、株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザインは「住友不動産東京三田サウスタワー」へオフィスを移転し、新たなスタートを切りました。
エクシオグループへの参画から約1年強。グループ各社が集うこの場所で、ICDはどのような働き方を目指すのか。
移転直後の興奮冷めやらぬ新オフィスにて、その狙いとこだわり、そして実際に生まれた「変化」について、オフィス作りに携わった事業推進本部の木川さんに話を聞きました。

■ 移転の背景
グループシナジーの創出と、変化への適応
── まずは、新オフィスへの移転おめでとうございます。今回の移転を決断された背景について教えてください。
木川:
一番の大きなきっかけは、2024年8月に当社がエクシオグループにグループインしたことです。
すでにグループ各社が入居している三田サウスタワーに移転することで、物理的な距離を縮め、グループ間の連携やシナジーをより強力に生み出していきたいという狙いがありました。
また、組織としてのフェーズの変化も理由の一つです。採用強化による組織拡大や、コロナ禍を経て定着した「オンラインMTG」や「ハイブリッドワーク」など、急激に変化した働き方にフィットするオフィス環境を再構築する必要があると感じていました。
■ コンセプトと空間設計
「壁」を取り払い、機能のグラデーションでつなぐ

── 新オフィスのコンセプト資料には「つながるオフィス空間」という言葉がありました。具体的にはどのような設計思想なのでしょうか?
木川:
今回のオフィスづくりでは、「あえて壁を作らない」ことに徹底的にこだわりました。
実は私たちのいる6階の専有スペースも、同じフロアに入居しているグループ会社2社との間に「壁」がありません。
空間がシームレスにつながっており、共有のリラックスラウンジも3社でシェアして利用しています。
これは、140社を超えるグループ企業がシナジーを生むためには、物理的にも心理的にも壁を取り払うことが重要だという、エクシオグループ全体の思想に基づいています。
── ICDオフィス内のゾーニングも特徴的ですね。
木川:
はい。壁で区切るのではなく、「機能のグラデーション」で緩やかにエリアをつなげました。
象徴的なのは、ウッドデッキのような見た目の「小上がり」エリアです。
一段高い視点からオフィスを見渡せる開放感があり、上にはファミレスブースや4人掛けテーブルを設置しました。

木川:
デザイン面では、ナチュラルな木の質感をベースにしつつ、什器の足を黒で統一することで、自然な温かみがありながらも全体的に引き締まった印象に仕上げました。
また、オフィス全体に配置されたグリーン(観葉植物)や、効果的に使ったデザイン性の高い部分照明が、メリハリとリラックスの共存を可能にしています。
■ 移転後の変化(Real Voice)
BGMと計算された什器が「会話」を生んだ
── 12月15日の稼働開始から数日が経ちました。実際に新オフィスを使ってみて、変化はありましたか?
木川:
狙い通り…
いや、それ以上に 「会話」が多く飛び交うオフィスになりました。
以前のオフィスでは静かすぎて自分の話す音量に気を使うような場面もありましたが、新オフィスでは静かなBGMを流しているため、それが「音のカーテン」となり、リラックスして話せる雰囲気が生まれています。
── 具体的に印象に残っているシーンはありますか?
木川:
「ハイカウンター」での光景ですね。
このカウンターは、ハイチェアに座っている人と、通りがかって立っている人の「目線の高さ」が同じになるように設計されています。
実際に、通りがかったメンバーがカウンターに手を置き、座っているメンバーと自然に話し始める……そんなシーンを何度も目にしました!

島型に対面で並ぶ従来のレイアウトとは違い、横から話しかけやすいデスクや、カフェのようなソファ席など、コミュニケーションが偶発的に生まれる仕掛けが機能していると実感しています。
通路の動線も、自然と人と人がすれ違い、目線が合うように設計されているので、そこから会話が始まることも多いですね。
■ グループ共有施設の魅力
ドリンク片手に、グループ他社と関わり働く
── 自社のオフィス以外に、ビルの共用部も充実しているそうですね。
木川:
そうなんです。同ビルの3階と7階には、グループ企業が自由に使える広々とした「共有ワークラウンジ」があります。ここにはドリンクコーナーがあり、コーヒーやお茶だけでなく、抹茶ラテやココア、お水などすべて無料で楽しめます。
このラウンジに行くと、ICDの社員だけでなく、グループ各社の社員が会社の垣根を超えて仕事をしている光景を目にできます。
ドリンクコーナーで他社の方との会話が生まれたり、刺激を受けたりできるのは大きな魅力ですね。

── 働き方の選択肢が大きく広がりますね。
木川:
その通りです。
「今日はチームで密に連携したいから6階の専有オフィスで」
「少し気分を変えて、他社の空気を感じながら作業したいから3階のラウンジで」
「機密性の高い会議は予約して個室で」
といったように、仕事の内容やその時の気分に合わせて最適な場所を自由に選べるのはグループ各社が集まるこのビルの魅力だと思います。
Webブースや会議室、応接室の数も非常に多く、グループ社員であれば事前予約でスムーズに使えるため、環境面ではかなり恵まれていると思っています。

■ さいごに
自律的に選び、新しい価値をつくる
── 機能性と居心地の良さが共存し、エクシオグループのスケールメリットも享受できる素晴らしい環境ですね。最後に、読者の方へメッセージをお願いします。
木川:
このオフィスは、多様な人材がそれぞれのスタイルで輝くための「舞台」です。
「壁」のないこの場所で、働き方を選び、周囲とコミュニケーションを取りながら、新しい価値を創造していきたい。
そんな意欲を持った方にとって、ここは最高の環境になるはずです。
新しいオフィスで皆さんのことをお待ちしてます!
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